石山切貫之集下の筆者は、藤原定信(1088~1154)です。
石山切貫之集 下は、天文18年(1549)に後奈良天皇から本願寺に下賜された「西本願寺三十六人集」に含まれていたものです。昭和4年(1929)に「貫之集 下」と「伊勢集」とを分割した際、本願寺があった大阪の地名、摂津の石山(現在の大阪城付近)にちなんで「石山切」と呼ばれるようになりました。歌の総数は727首。石山切貫之集下の歌の総数は358首。
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